長編実写映画のタイトルロール(OP)に学ぶ”印象的な情報の出し方”
最近の映画では、OPが省略されたものが多くありますが、OPのタイトルロールを観ると本編への期待度が高まるような気がします。
ディズニー作品の一つである2001年に公開されたモンスターズ・インクには、本編に入る前にタイトルロールがあります。スーザン・ブラッドリー(Susan Bradley)という方がタイトルデザイナーを務めたこの作品のタイトルロールは、提供(ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ)→制作(ピクサー・アニメーション・スタジオ)→タイトルの順に流れていました。
私は今回吹き替え版を観たのですが、日本語書体にはゴシック体が使われていました。書体の色は白で、サイズは大きすぎず、見えないほど小さくもないといった感じで見やすい大きさでした。
エフェクトは大きく分けて分解→合成と分解の2パターンでした。切り替わるタイミングも目で追える速度で丁度良いと感じました。
OPのデザインには、物語のキーとなるドアが多く用いられていました。また、テキストが出現・消失する際にはモンスターが登場するなど、全体的に物語の雰囲気が出ていると感じました。
タイトル:モンスターズ・インク(Monsters,Inc)
公開年:2001年
監督:ピート・ドクター(Pete Docter)
タイトルデザイナー:スーザン・ブラッドリー(Susan Bradley)
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