東京都写真美術館の感想

東京都写真美術館に行って来ました。今日は2月27日から6月8日までの『総合開館30周年記念 鷹野隆大 カスババーこの日常を生きのびるためにー』の展示を見ました。 授業課題では、作品制作で自分で撮った写真を使用するため、参考になればと思い行くことにしました。

 展示名の「カスババ」とは、鷹野さんによる造語で、カスのような場所(バ)の複数形だそうです。内容は日常のスナップショットの展示でした。 

展示を見て感じたことは、生活は綺麗なものばかりではないということです。

写真というと、綺麗な景色や植物、美味しそうな食べ物、友達の写真などを撮ることが多いと思います。しかし、この展示では、もちろん綺麗な風景や美味しそうな食べ物の写真もありましたが、日常をそのまま切り取ったという印象が強かったです。 

写真の傾向としては、人の手や影、シルエットが多く見られました。人物の写真もあり、それらは躍動感のある写真で、静止画にも関わらずその瞬間の空気感が感じられる写真でした。

 写真1枚1枚をどのような気持ちで撮って、見る人にどのようなことを伝えたいのかを考えることは、これからの作品制作にも生かすことができそうだと思いました。 

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