USJのデザインについて
国内で有名なアミューズメントパークといえば、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)や東京ディズニーリゾートなどが挙げられます。
USJのパークの基本デザインは、アメリカのユニバーサル・スタジオ・インク社(USI)が考案しており、各工区のJVが設計・施工を行っているそうです。
USJは現在、10個のエリアが存在しそれぞれのコンセプトに沿って建造物といった空間全体がデザインされています。
1つ目は、スーパー・ニンテンドー・ワールドです。比較的新しくできたエリアで、エリア内全体がゲームの中のようなデザインになっており、とてつもない非日常感を味わうことができます。
2つ目は、ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッターです。映画「ハリーポッター」の世界観を存分に体験することができます。
3つ目は、ミニオン・パークです。映画「ミニオンズ」シリーズに登場する建物が立ち並んでおり、季節ごとに異なる雰囲気を楽しむことができます。
4つ目は、ユニバーサル・ワンダーランドです。小さな子供が特に楽しめるアトラクションが集まり、家族連れが訪れやすくなっています。全体的にポップな雰囲気です。
5つ目は、ハリウッドエリアです。1930~1940年代のスターたちが行き交った華やかなハリウッド大通りの街並みが再現されています。
6つ目は、ニューヨーク・エリアです。1930年代のニューヨークの華やかな5番街から庶民的なデランシーストリートまで、当時の街並みが再現されています。
7つ目は、サンフランシスコ・エリアです。アメリカの港町であるフィッシャーマンズワーフやチャイナタウンが再現されています。
8つ目は、ジュラシック・パークです。ジュラ紀のジャングルをイメージしたエリアで、映画「ジュラシック・パーク」の世界観を味わうことができます。
9つ目は、アミティ・ビレッジです。映画「ジョーズ」の舞台となった漁村アミティの映画セットが再現されています。
最後に、ウォーターワールドです。海上に浮かぶ荒廃した近未来の浮遊都市をテーマに、映画「ウォーターワールド」が再現されています。
私は個人的に5つ目と6つ目のエリアの雰囲気やデザインが好きです。1930~1940年代のアメリカで流行したデザインはアール・デコやミッドセンチュリー・モダンなどと呼ばれるそうです。 どのエリアもそれぞれの空気感や世界観を感じることができます。アトラクションの待ち時間においても、並んでいる間に目に入るもの全てが作り込まれていて退屈することがありません。 またUSJに行った時には、デザインのことを考えながら楽しみたいと思います。
引用元:
https://www.hno.co.jp/usj/
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